あっという間に年末である。
どの企業もこの時期、お金が必要になってくる。
年末年始の為の仕入れ、従業員の賞与、税金・・・
そして、在庫、特に生もの等は、年を越さずに早く売りさばきたくなるものだ。

そこを取り込み詐欺を行う詐欺師は狙っているのである。
まずは少額取引を行い早めに支払い信頼をさせる。そして、多額の発注をし支払わない。
督促をすると、何なりと言い訳をして支払いを延期。
その後に追加発注をかけるツワモノも居る。
そして、堪忍袋の緒が切れた企業側が最終督促をしようとすると、音信不通となっている。

といったパターンが基本形だろうか。

急がば回れではないが、急ぐ時程、必ず取引先信用調査を行うべし。
年末12月、取り込み詐欺にはご用心ください!