「10年後に無くなる職業10選」と言う様な調査は、結構昔からあるようです。
最近ではAIによる技術革新により「技術が人から仕事を奪ってしまう」と報じられました。

技術革新と言う点では、デジタル技術のおかげで、写真店は確かに少なくなりました。
また、ネットで配信と言う商業形態のおかげで、書店の3分の1が閉店しています。
そうして、それらの職に就いていた多くの人が、新しい仕事を求め就職活動に至るわけです。

調査をしていて思う事ですが、心機一転して全く別の職種に就いた場合、
その後の転職頻度が多くなる傾向がある様です。(前職での勤続年数が無い長い程、その傾向が強い)
その後の職でよく聞かれる退職理由は、
「本人に合わなかったのでしょう」
次いで
「畑違いの職場からの転職。真面目だけど能力不足」
の大体この2つが理由として聞かれます。
問題を抱えて辞めた方は、そう多くはありません。

本人や会社にとって、何がベストマッチかを的確に捉えられれば、こういった事態は防ぐことが出来ます。

人手不足だからと言って「長年、一つの会社に勤めていたのだから大丈夫だろう」で雇うのではなく
「前職でどういった事に携わり、何について適性か。どういったタイプか」
を知るだけで、的確な採否判断、配属先の検討が出来るというものです。

雇う側も、応募する側もベストマッチを望んでいます。
申告履歴の正誤だけでなく、前もって実績や人柄が判れば、希望の人材を確保しやすくなります。

「10年後に亡くなる職業」にならない為に、
履歴書、経歴書を調べるバックグラウンドチェック(採用調査)はベストマッチへの第一歩です。