取り込み詐欺、売掛金の未収、ヤクザまがいの相手に脅される等の被害にあったクライアントに「どうして企業の信用調査を依頼してくれなかったのか」と問うと、かなりの確率で「相手が急いでいたから」との回答が来る。美味しい話に期限を区切られたら、急いでしまう気持ちは十分に理解ができる。悪人(悪企業)は、その心理を狙ってくるのだが・・・。ほんの企業調査期間の2週間ほどを焦ったばかりに、売掛金が回収できず、その後の回収や訴訟に数年を要する結果となるなんて、その時には想像ができないのだろう。

採用調査も「優秀そうな応募者が他の企業も合格しているらしいので結果を急いでいる」といったケースほど、採用調査の結果が「不適当」となる確率が高い。それも、かなり悪質な経歴詐称や前職トラブル等のヒドイ結果が多いのだ。ヌケヌケと虚偽申告をする様な応募者ほど、面接では好人物を装い、焦らせ心理操作をし「この人が欲しい」と思わせる狡猾さは持っているのだろう。こういったケースには、可能な限り調査を急いで行うので、「急いでいるから今回は人事調査はやめておこう」といった間違った判断だけはやめて欲しい。ほんの2~3日を待てない応募者なんて、それだけ入社の熱意が無いのだから。

少しの日を惜しんだばかりに、その後、何年も後処理に煩わされる。企業取引、人材採用共に、調査会社に入社し、嫌というほど見てきたケースだ。

急がせる相手ほど、怪しい!! かなりの確率で正しいと言える。


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