色々な就活雑誌等で、「こんな非常識な学生が居た」といったシリーズがよく載っている。
説明会の場でお菓子をかじっていた、デニムとパーカー姿で面接に来た、挨拶ができない・・・冗談みたいな話だ。少なくとも日本では非常識と分類される。

当社への採用調査の依頼は、書類審査や数度の面接、筆記試験等を経て、最終段階前、あるいは最終段階で来る事が多い。ゆえに、篩いにかけられた人材が殆どの為、「スゴイ人ですねえ」「立派な人ですわぁ」「こんな良い人が就職難なんですね」と調査員が驚く事も多いほどに優秀な人が多い。

「うちの様な調査会社で採用調査などをしていたら、世の中の若者皆がとても優秀だと勘違いをしてしまうね」と社内で話しつつ・・・こういった環境で居ると、18歳選挙権は当然だと思えるが、非常識な若者と接する機会の多い人たちとしては、22歳でもまだまだ子供なのに選挙権なんて!と思うのだろうな、と感じた次第。