経歴書に記載されている退職理由で多いのは、「親の介護」です。
ただ、調査の結果、「親の介護」が退職理由の場合、
実際の退職理由と合致するのは、10件に2~3件です。

年輩者の場合は、両親が高齢である事が普通なので、納得が行く理由なのですが、
若い20代の人も使っている事が多い退職理由です。
それも、実家が九州なのに現住所が東京と言う、
どうやって介護をするのかサッパリ判らない経歴書も目にします。

何か、約束を断るのに仮病を使う事と、あまり変わりがないように感じます。
「親の介護を許さないのは非道」と言う人情を逆手にとれるので、理由に使いやすいのでしょうね。

業績や、素行の事ばかり目が行きがちですが、
「辞めグセ」のついた人は、同じ理由で又、退職を繰り返します。

もちろん、事実の場合もありますが、こればっかりは調べてみないと分かりません。

応募者の成績だけで無く、側面を見てとれるのが当社の調査の特徴です。
面接前のチェックとして、面接後の確認として、採用前調査は有効です。