最近、学歴ロンダリングといった言葉を耳にする様になりました。

学歴ロンダリングは、大学院進学の際に自身の出身大学より更に上のレベルの大学院に進学する事を指した
インターネットスラングの様です。
大学から大学院だけではなく、短大から四年制へ等の編入ロンダリングや学部ロンダリングもある様です。
ただ、これは、入口が簡単で最終をよく見せる→浄化させる、といった意味合いで使われており
正規の手続きを踏んだ経歴であり、実際にはロンダリングとは異なります。

一方、「経歴ロンダリング」は学歴ロンダリングとは異なり悪質です。
例えば、人材派遣会社に入社、そこから大手企業に派遣され勤務した人が
履歴書にはその大手企業に勤務、といった内容のみ記載するといったケースです。
その企業に勤務していた期間は申告どおりですが、所属は派遣企業であるにも関わらず
いかにも大手企業に入社した様に見せかける「虚偽」申告です。

ロンダリングといった言葉が使われ出したのは最近の事ですが、
そういったった経歴詐称は古くから多く有りました。
実際に勤務していた職場の内情をよく把握している為に、面接等でもなかなか見抜く事ができない詐称です。

採用調査(バックグラウンドチェック)では、そういった悪意ある経歴詐称をもしっかりと見抜きます。