最近、強制わいせつ等の疑いで逮捕歴がある応募者の採用調査を行いました。
この対象者の勤務状況と言えばごく普通であり、調査時には職場の方から「本人の退職後、警察が本人の事を聞いてきたので、初めてどんな人間か知った。酷い人材を雇っていた事に寒気も覚えた」との声を聞きました。またそれが初犯ではなく、過去にも同じ疑いで逮捕されていた事も判明しました。調べの中で対象のSNSなども確認していますが、対象者の書き込みには随所に女性に優しい言葉がちりばめられています。また前向きな印象が残る文面でもありました。ただ犯罪者と知ってから、その書き込みを見直すと、女性の興味を引く為だけの撒き餌であった様に思えてなりませんで。
現在では多くの方が、SNSを利用しています。そういったサイトでは本音が語られていると思いがちですが、犯罪者はそれを巧みに利用します。
一度の失敗(犯罪)なら、誰でも環境や精神状態などにより起こしてしまうことも有り得ます。ですが、繰り返される犯罪は「癖」であったりする為、よほど矯正しないと改められない様です。
今回バックグラウンドチェックで判明した事は、クライアントの女性従業員の方にも安心を与える事ができて喜ばれた事と思います。それでこそ調査にやりがでるというものです。