昨日はメーデーだった。
テレビ等のメディアで、集会やデモの様子が映し出される事も多いが
若い世代ではメーデー自体を知らない人も増えてきたらしい。
私も以前に居た会社で、メーデーは労働組合が集会の参加者を募っていた為に
何となく耳にしていたくらいだった。
ただ、その日は父の誕生日でもあり、集会に参加する事はなかったし無関心であった。

採用調査(バックグラウンドチェック)や企業調査の中において
左傾している人は余り好まれない。
思想信条の自由と言いつつ、過去職場で労働組合の活動を必死でしていた人たちは余り好まれない。
やはり、会社に対する反体制側といった印象が強いからだろう。

一方、企業の人事部長等の人事関係の要職者に、労働組合の委員長等の要職者だった人が
就いている事も多い。
労働者側、会社側の両方を知り、要職者=人望が厚く頭脳明晰といった事からだろうか。

そう考えれば、前職で組合活動を熱心にしていた人も、適材適所に配属する事により
他の人たち以上の実力を発揮するのでは、と思う。
昔とは労働組合も変わってきている。
労使協調の会社も増加している。
採用する側も視点を変えてみても良いのかもしれない。