取引や出資等を行う企業に対して懸念点を調べることを目的とした企業信用調査の依頼が多くあります。
調査の結果、資金繰りに困り支払いが滞っている、
取引先に対して高圧的で業界の評判が悪い、
詐欺的行為を働いている、反社会的勢力と付き合っている、
懸念点どころか調べるべき企業が存在すらしていない、
といった様な懸念材料が判明する場合があります。
取引や出資等の採否を判断する際の材料の一つとして、企業信用調査を利用していただく形です。
一方、調査対象となる企業が、例えば反社会的勢力と付き合っていない、ということを証明するのは非常に難しいことです。
いわゆる悪魔の証明と言われるものです。
無いことを証明するためには、あらゆる可能性に対して無いことの裏付けを取っていかなければならない為、ほぼ不可能に近いと考えられます。
誹謗中傷などが増えた昨今は特に、一個人の思い込みや感情でWeb上に根も葉もないことを書き込まれるケースも多くなっています。
また、企業が同業者を貶める為に、わざとネガティブな情報を流す場合等もあり、それら一つ一つを無いと証明するのは困難を極めることになります。
それでも、火の無いところに煙は立たぬという諺の通り、有るところには有ると判明する場合が多いと実感しています。
人間性悪説を前提として、企業信用調査をご利用頂ければと考えています。