小さなイザコザから世界を巻き込む戦争まで、当事者同士は双方に正当性を主張しますが、傍観者は夫々の立場によって、どちらかが正しくどちらかが間違っていると決めたがる場合が多い様です。
問題を武力で解決しようとした場合は双方を処分する、喧嘩両成敗という争いを長引かせないための日本の昔の考え方は、少々荒っぽいですが分かりやすい解決法だなと思います。

何か争いごとがあれば、すぐに訴訟を起こされる時代となりました。
訴訟になれば、たいがいの場合は争いが長引いてしまいます。
欧米に比べれば、まだまだ訴訟が少ない日本では、訴えられると聞いただけで腰が引けてしまう方も多いのではないでしょうか。

今まで企業信用調査を行ってきた中でも、訴訟ばかり起こされている企業がありました。
逆に訴訟という言葉を持ち出して、交渉を有利に進めようとする企業もありました。
何れにしても、特に反社会的勢力に関与している企業は、法律と数字に強いです。
触れるか触れないかのスレスレのラインを心得ており、訴訟という言葉に慣れています。

そういった輩との争いに巻き込まれれば、こちらの体力を消耗するだけです。
具体的に接触する前に企業信用調査をしっかりと行い、不必要な争いを避ける事が平和に企業活動を継続する為には重要です。