何についても、世間に流布している事が真実とは限りません。
調査会社の当社は、そう言った事例に多く出会います。
隣に暮らす、会社の社長の実家が暴力団の幹部であったり、真面目と思われた社員が実は近所の鼻つまみ者のクレーマーであったり、と実にさまざまです。
ただ、これ等の事は調査をして初めて分かる事なのですが、調査の重要性がまだまだ浸透していないのが残念でなりません。
特に多くの中小企業の経営者の中には、自身の直感を信じ、周囲の声に耳を貸さずに自分の思い込みを押し切ってしまう方も多いと聞きます。
例えば、直感を信じて取引や採用をしたが思う結果は出なかった、との相談が続けてありました。
このコロナ禍の不景気、大失業時代において、このような事態は会社の存続が危ぶまれます。
もし、直感だけでなく、与信調査やバックグラウンドチェックをしていれば、事態は防げたかもしれません。
このご時世で表面ばかり見ていると、大きな損害を被ることになります。
「良さそうな会社(人材)=良い会社(人材)」ではないという事を、もっと多くの人に知って欲しいと思います。