本日は「証明書も、あてにならない事もある」と言う話です。

たまにですが、在籍証明書なる物が履歴書に添付されている事があります。
「確認」が調査員の仕事ですので、調査を進めていくと
証明書の記述と、調査で得た結果が違うと言う事案がありました。

履歴書では、在籍期間が10数年と記述されており、それを裏付ける証明書にも、同じ日にちが記載。
しかし調査結果は、申告の半分の期間。
なぜ、なぜ、なぜ・・・?

結果、判明したのは、それが「改ざん」された証明書であったと言う事でした。
本人からの申し込の文章に「複数の面接を受けているので、証明書のコピーを添付します」と書かれてあり、
原本でない理由に合点が行くように説明がなされていました。

この様に好待遇を望むあまり、改ざんした証明書コピーを、添付する悪質な求職者も存在するのです。
腕に覚えがある人ならば、証明書そのものを偽造するかもしれません。

上記は、特殊な例ですが、御社の人事においても実際に起こりる事案です。
証明書の提出も重要な本人確認となりますが、全面的に信用するのではなく
バックグラウンドチェックとの二本立てが確かだと思われます。