今年大阪では6月にG20サミットが開催されます。
また、2025年に大阪で万国博覧会が開催される事が決定し、カジノを含むIR誘致による相乗効果も期待されています。
大阪が世界に注目される事に伴い、良い部分をアピール出来る絶好の機会であると同時に、
大阪の安全性や信頼性がより問われる事にもなります。
6月のサミット開催が近づくにつれて大阪の町も警備が強化され、場所によってはピリピリした空気が漂う事になるでしょう。
また、短期間のサミットとは異なり、誘致が決まれば継続的な事業になるIRでは特に、
関わる企業の清廉潔癖性に対して、より高いものが求められる事になります。
中でもカジノは大きな金が動く分、マネーロンダリングや暴力団の排除が絶対の課題となっており、
世界最高水準のカジノ規制が導入される方針です。
近年は、企業活動において反社会的勢力との関与は大きなリスク要因となっていますが、
カジノについては従来よりも深く広い廉潔性が求められてまいります。
今後の大きな商機を迎えるにあたり、反社会的勢力との関与については、不断のリスク管理が必須と言えます。
企業として、取引前の調査を義務付けする事が必要になってきています。