ある大学の社会病理学の講師の方の記事に、半グレ組織は大きく4つのグループに分かれるとの記述がありました。
1:古くからある有名暴走族等の元メンバーで、当時を引きずり準暴力団的活動を行う者。
2:まっとうに働きたくないが金が欲しい為、特殊詐欺の受け子などになる者。
3:正業がありながら地下団体に所属するなど、裏社会とのコネクションを築きやすい立場の者。
4:元暴力団員で社会に復帰するも更生する事が出来なかった為、結局、薬物犯罪や闇金、詐欺等の犯罪を重ねる者。
に大別され、非行の延長線上にある半グレと、犯罪傾向が顕著な職業的半グレが存在しているとの事です。

いずれにしても問題ある集団であり、半グレだからと言って被害が半分になる訳ではなく、一度付き合えば財産だけでなく周囲の信用すら失ってしまう可能性が濃厚です。
指定暴力団の上部構成員については警察も把握をしていますが、半グレの場合は一部の派手な動きがある者以外は特定が難しいとしています。
見るからに一般人であっても、実は詐欺師と言う事は珍しい事ではありません。
もし、うまい投資等の話を持ち掛けられたなら、もし、犯罪者と同姓同名の人物と付き合う可能性ができたできたなら、対象者周辺の聞き込みを盛り込んだ与信調査は非常に重要であり安心材料になり得ます。