一人前と呼ばれる様になるには、時間が掛ります。
個人差や事柄によって、その度合いが変わりはしますが、大切なのは前向きに続ける事でしょう。

あるコラムで「早く一人前になる為に」を建前に、早出や残業を義務付けた職場がある事を知りました。
古い時代の職人には、早出や残業は当たり前との認識があり、今でも、少なからずの意識が残っていたようです。
仕事を覚えるには経験や積み重ねが必要なのは当然です。
ただ、義務化してしまうと単なる足枷となり、かえって成長が止まってしまうとコメントしたのは、ある有名パティシエです。
自身の海外での修業時代は辛かったものの「修業は自発的に行える風土が備わっていた」とありました。
職人の世界に限らず、実際の職場環境を理想的な状態にするには、金銭面のみならず多種多様な要因が必要となります。

その中で大きな割合を占めるのは、有望な人材の採用であると当社は考えます。
前述の様に、いくら会社が制度を強化、または、良い風土を持っていても、
集まる人材に前向きな意識がなければ意味がありません。
そんな、意識ある人材を見つける材料となるのが、バックグラウンドチェックです。
採用調査(バックグラウンドチェック)では経歴の詐称などに目が行がちですが、
その真価は「適正な人材か否かを見極める」事にあります。
意識を持って仕事をしていたか、規則だから仕事をしただけか。それは大きな違いです。
調査により実状を把握し、応募者を知る事で適材適所の配置が可能となり、ミスマッチの確率は減らせます。
人手不足の時程、採用は慎重に。
当社は調査という手段により、陰ながら企業を応援いたします。