大阪に本社を置く当社であるが、クライアントの大半は東京に本社を置いている企業である。
昨今の、東京集中化故、致し方が無い。

その中で、狭い日本を東側と西側に分けた際に、採用調査(バックグラウンドチェック)についての
捉え方が大きく異なっていると感じる。

東京を中心とする東側企業は、外資企業に近い感覚で、人材を採用するにも
「人という大きな投資をするのだから、調べて当然。瑕疵あるものを買う訳にはいかない」
といった捉え方でサバサバと依頼をしてくれる。

一方、大阪を中心とする西側企業は
「調査なんかしていいのですか」
「違法じゃないんですか」
と、応募者を知りたい気持ちは東側企業と同様に持ちながら、調査をする事を躊躇する様だ。

問題ないという事を説明し、調査を行った後は
「もっと早くしておけばよかった」
という感想は東西を問わず同じなのだが・・・

当社としては、東側企業の方がありがたい訳だが、大阪に本社を置いている会社として、
西側企業にも、もっとビジネスライクに捉え、企業の権利意識を持って欲しいと思う。