新型コロナウイルスの感染者数が全国的にようやく減少傾向となっており、まだまだ油断はできませんが年末に向けて経済活動の再開が期待されるところです。
ただし、現在のグローバル経済は、部品がひとつ足らなければ製品の減産を余儀なくされる状況をつくりだしており、世界が歩みを揃えなければならないのが難しいところです。
新型コロナウイルスの感染拡大は、こういった従来からの問題点をあぶり出したとも言えるのかもしれません。

グローバルに展開している企業でなかったとしても、コロナ禍で在庫数を抑えていた事が影響し、これからの需要の増加に対応しきれないという状況が出てくる可能性もあります。
このことは物だけではなく、人材についても同じことが言えます。

「慌てる乞食は貰いが少ない」ということわざの通り、物や人の奪い合いになった時に、一番気を付けなければいけないのは焦りです。
経済活動再開の波に乗り遅れない様にするためにも、焦らず騒がず慎重に、企業信用調査や人事採用調査(バックグラウンドチェック)を活用することが大切です。