時や場所と共に色々な事柄の解釈が変わります。
例えばOKサイン(親指と人差し指で輪を作り、残り3本を曲げないポーズ)、これは日本においてお金を意味します。
フランスでは0(ゼロ)、ここ最近では「ヘイトの象徴」として扱われる様になったそうです。
何故そう言う事になったかの理由は割愛しますが、欧米では、このジェスチャーが過去のSNS等に残っていると将来に響く可能性があるとして
写真を削除する者が増えている、といった重大な事の様です。

アメリカでは、最近のOKサインの使われ方を知らなかった従業員が「大丈夫?」のつもりで、客にこのポーズをしてしまい、
従業員の謝罪及び解雇がおこなわれたケースもありました。
この場合は従業員にその意図(悪意)はなかった訳です。
こういった誤解は今後も出てくるでしょうし、場合によっては、なんの非もない優秀な人材を逃す可能性を多くはらんでいます。

ただ、この様な問題について、採用調査(バックグラウンドチェック)を行うだけで、解消する事も多いのです。
当社の調査にて「解雇をされたが考えの行き違いによるもので、実際には本人に非がなかった」という様なケースで、誤解が解けた例も少なくありません。
調査をしている私たちが思い込みをするのではなく「多面的且つ客観性を持って調べる」事が基本だと改めて感じました。