コロナウイルスの流行が長引き、反社会的勢力やその他の悪人が、あの手この手で詐欺を考え出している様です。

先般の信用調査では「コロナの影響により倒産を余儀なくされ在庫を抱えた企業」を装った輩の詐欺が判明しました。
クライアントは、自社の取り扱い商品とは異なるのですが、明日は我が身と情けをもって、その装った企業から在庫商品を買い取ってあげた様です。困っているというので、先払いです。ただ、一度目の入荷がないままに、追加購入依頼があった為に怪しいと感付き、弊社に調査依頼、詐欺だと判明したのです。相手に連絡を取り、問いただしたところ、連絡不通となってしまいました。

警察に被害届を出しましたが「立件しても、被害を取り戻すのは難しいだろう」との言。
そうなのです、詐欺被害の大半は、犯人が逮捕されても被害金品は戻ってきません。
キャッシュフローに余裕のあるクライアント企業は「高い勉強代」と笑っていましたが、本当は笑って許せるものではありません。

新規企業との取引前には信用調査。
いかなる場合もルーチンを崩さないことが大切です。