採用コストが抑えられ、入社後の企業への順応が早いこともあり、リファラル採用による雇用が少しずつ増加している様です。
ただ、バックグラウンドチェック(採用調査)の中で、リファラル採用のデメリットを耳にすることも増えました。

「紹介でで入社した人が紹介者より優秀である為に給与面や役職などの待遇が良くなった場合など、紹介者が居辛くなって退職する」
「紹介で入社した人が会社に不満を感じた時など、今までは会社に満足していた筈の紹介者を扇動して共に退職する」
「同じ部署に配属した場合など、仕事中も友人のノリで仲良く接しており、同僚との関係性や客からの印象が悪くなる」
「紹介で入社した人が、条件面等で紹介者から聞いていたことと違うと不満をもつ」
「紹介で入社した人と紹介者との関係が悪くなった際、通常の同僚以上に周囲への悪影響が見られるケースが多い」
などです。

リファラル採用を行うには、ハローワークや紹介会社からの採用以上に、本人をよく知り、本人にもしっかりと条件面を伝えることが重要です。