採用時の調査について、よく
「この人は金銭を扱わないから調べなくて良いです」
という人事担当者が居られます。
もちろん、金銭を取り扱う人の調査は必要ですが、採用調査の意義はそういった事だけにあるのではありません。

協調性や社会常識、職能、前職でのトラブル等・・・
多岐に及ぶ調査を行います。

記憶に古くなってきたかと思いますが、過去に食品工場で作業員が製品に異物を混入、といった事がありました。
社内でセクハラ騒ぎを起こす事を繰り返す人もいます。
何かあれば「労働基準局に言うぞ!」という反体制的な人もいます。

そういった会社にとって好ましくない事態を、可能な限り未然に防ぐ為の調査でもあるのです。

採用した従業員を辞めさせる事はお互いにとって不幸です。
事前の雇用調査は大切です。