上場企業の調査となると、決算書の添付が当たり前になっています。
ただ、その数字がどこまで正確な企業の実態を表しているのでしょうか。

粉飾決算として指摘を受けるほどではなくとも、
ちょっとしたさじ加減程度なら、
正しい数をさわっている企業は少なくないのではないでしょうか。

非上場企業になると尚の事でしょう。
銀行借入をする予定が無ければ、利益を少なめに計上し節税をしたり
上場予定の企業であれば、利益を嵩上げして計上する事もあるでしょう。

正しい企業実態を判断するには、財務諸表の数字に囚われず、
企業全体を俯瞰する目が重要といえるでしょう。