今年も、早期退職希望者募集を実施する大企業が増える傾向にあり、考え方を変えれば転職市場に人材が増える事を意味しています。
幸い当社のクライアントは、現状を良い人材を得るチャンスと前向きに考えておられ、調査のご依頼を頂いております。本当に有難い事です。
ただ、人材が豊富といっても、市場に居る全ての方が優秀と言う訳ではありません。
一流企業で勤務をしていたとしても、能力不足やネガティブな問題を抱え退職した人がいます。
また、豊富な人材の中から適任者を見つけたいと思っても、現状では求職者を来社させる事が困難です。
WEB面接では応募者の全体の様子を観察する事が出来ず、直感が働かないと嘆く経営者の方もある様です。
この様な状況には、バックグラウンドチェック(採用調査)が有効な手段、と考えます。
日本ではまだまだ一般的ではない調査ですが、不穏分子の流入を防ぎ、適切な人材配置に役立ちます。
直感を信じる事も時には必要です。
ただ、面接の何分間かを良く見せる指南書は数多く出回っており、その時の印象がその人の全てではありません。
裏の顔がある可能性もそこには潜んでいます。
調査をした事のない企業の方々には、人材の選考ツールの1つとして採用前の職歴調査を検討していただければと思う次第です。