先日、大手の就職支援企業のコラム内に、新人育成担当者から寄せられた相談が紹介されていました。
「内定を終えて今後について新人と話し合ったところ、会社から与えられた職務をこなせば昇給できる。成長の道筋は会社任せ」と考えている人が多い、との内容でした。
育成担当者が、人のアドバイスを聞き、自身で試行錯誤するからこそ成長できる、と説いても「それに、どんなメリットがありますか。遠回りでしょう」と返してくる始末。
いわゆるコスパを重視し、自身で考えて動く事が大切、と言う意識が低い、と言う相談が増えているそうです。
当社の採用候補者のバックグラウンドチェック(リファレンスチェック、 採用調査)の調査結果でも、言われた事しか「しない」「できない」の他「それ以外は他人の仕事」と考える人は見受けられます。
いつの時代も成長は、本人のやる気次第。
それを教育で支えるのが新人育成担当者の仕事です。
どのような企業においても、採用選考中の応募者に「やる気」があるかを知っておく事は重要です。
今後の戦力に成り得る人材かを判断する為にも、バックグラウンドチェック(前職調査)を有効活用してほしいと思います。
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