新人が、自身が思い描いていた「働く事」のイメージと現実のギャップに悩み、
ヤル気をなくす症状の事を、昔は「5月病」と呼んでいました。
今は、この病にかかる前にいきなり音信不通となる「ばっくれ新人」と呼ばれる若者が増えているそうです。
これは、当社の採用前の調べでも度々聞かれる事例です。
ある雑誌に「ばっくれ」経験のある22才の男性のコメントがありました。
「早期に退職をする事で会社に無駄な金を使わせなくて済むし、
次の面接のときは『自分に合わなかったので早期に辞める事にしました』と言えば、
バレないと思うので転職活動には響かない」
「合わない」これは致し方無い事かもしれませんが、会社を辞めるには手順や方法があります。
社会人なのですから、若いから仕方がないと言う事ではありません。
いくら短期の勤務と言っても、ちゃんと納得できる理由が有るならば、真っ当な退職です。
会社側からも迷惑とは言わず
「当社が育てきれなかった人物ですが、ご本人の健闘をお祈りします」
の言葉が聞ける事もあります。
職能だけでなく誠意のある退職かも確認。
「雇う前に調べる」
採用調査は先々への「人材コスト削減策」の一つです。