最近は重いニュースが多いので、今回はシリアスな内容ではなく、軽く読み流せる様な内容に。
このところ本を読む時間が増え、色々な映像作品の原作物を読む機会に恵まれました。
ご存じとは思いますが、原作とメディア化された物では内容が全く違う事が多々あります。
概ね原作通りの筋運びで詳細設定を見直す事で奏功している作品もあり、色々読んだ中では映画「ダイハード」の原作は印象的でした。
また、未読の方も居られるでしょうから、紹介は軽くにいたします。
原作は映画と違い、警察を引退したジョー・リーランドという初老の男性が主人公です。
休暇で会いに行く人物は、妻ではなく疎遠の娘で設定。裸足で走りまわるシチュエーションは同じですが、裸足のままである理由が違います。
映画終盤のトリックシュートも原作にありますが、詳細が異なっています。
何より、全体のトーンが暗いので、映画の明るい演出への転換は良かった点だと思います。
この他、色々と違う部分があるのですが詳細は割愛します。
読後に、その違い(少なくとも10か所以上)を列挙してみたのですが、ここにきて私は、バックグラウンドチェック(採用調査)と同じ様な事をしていると気が付きました。
雇用前調査にしろ、企業信用調査にしろ、手元の情報と何がどう違うのか、また、その違いが良い事か、悪い事かを調べるのが調査員としての仕事です。
今回、読書をする時間が増えた事で、改めて、調査と言う仕事の面白さに気が付きました。
なお、当小説のオリジナルタイトルは「Nothing Lasts Forever」(永遠に続くものはない)で、今のパンデミックもそうあって欲しいですね。