現職従業員のパワハラについての調査ご依頼をいただく事が増えてきました。
大抵は、パワハラ社員と言われている人物について、過去に同じ事例が無かったかと言うものです。
パワハラを行う人物は、高い職位の方が殆どです。
前職でも高い地位だった人は、前職でも同様の事を行っていたケースが多いです。
ただ、前職で平社員だった人は、パワハラをしていても単なる「反抗的な口答えをする社員」という評価となり
パワハラとは判断が異なってきます。
一方、被害者側から、ハラスメントを仕掛けてくる場合もあります。
嫌いな上司や同僚に対しての意趣返しとでも言いましょうか。
ちょっとした指導をハラスメントと訴え、会社に対して何らかの対応、処遇を求めてきます。
ですが、会社側は弱い者の味方とするのが通常であり、その意趣返しに気付かずに、
熱心な常識ある指導者をハラスメントを行ったと判断してしまうケースもあるのです。
そういった場合について、本人の気質的なものと、周辺者やウェブからの入れ知恵の場合が有ります。
何れについても、通り一遍の確認では明確にならず、奥深い調査が必要となります。
そして、パワハラを含めたハラスメントを止めさせるには、その本質、原因をよく掘り下げた上での指導等が必要です。
調査にて100%明確になる訳ではありませんが、罪の無い指導者をパワハラ扱いにしてしまったり
あるいは方向性の間違った指導により事をこじらせてしまったり、といった事の無い様、
問題がまだ種火の段階での調査をお勧めします。
当然ながら、本当はトラブルを未然に防ぐ、採用前のバックグラウンドチェックをお勧めいたします!