日本での新型ウイルス感染拡大の第一波は、ようやく終息の気配を見せていますが、
過去の世界的に広がった感染症の事例から見ても、ワクチンが行き渡るまでは第二波、第三波の感染拡大が起こる可能性が高いと思われます。
第一波の感染拡大の時には、マスクや消毒液の買い占め、クラスターが起こった場所に対する誹謗中傷等、恐怖が引き起こす人々の行き過ぎた行動が生まれ、
その恐怖に乗じた詐欺も横行しました。
第一波が終息に向かえば、人々の恐怖心は多少緩和されると思われますが、今度はその緩みに付け込もうと詐欺師は狙っているはずです。
軽く思い浮かべるだけでも、暴落した株式や経営が傾いた企業への投資案件、不安心理を煽る様に喧伝する高額な健康食品やサプリメント、新しいワクチンの開発投資案件等が考えられます。
この長丁場を乗り切るには日々の感染症対策が大切であるのと同様に、詐欺等から身を守るに日々継続的な情報の精査が必須となります。
つまり、企業(取引先)信用調査は継続的に行う事に意味があると言えるのです。