「過去最高を更新」この言葉は毎年のように聞かれます。
平成31年度の新入社員「働くことの意識調査結果」の質問の中で、
「働き方は人並みで十分(63.5%。昨年比1.9ポイント増し)」「好んで苦労することはない(37.3%。昨年比3.2ポイント増し)」
がまたもや過去最高を更新しました。
また、デートか残業かの項目に対しても、デートを選ぶ人が昨年比5.1ポイント増しの36%の結果が出ています。
仕事よりプライベートを重視する傾向が強まっており、つくづく、売り手市場の優越を感じます。

こういった内容の意識調査については、2018年9月19日の当社ブログ内にもあり、
当時、向上心の低下に呆れていたのですが、今年はさらに上を行きました。
最近では、退職代理業もポピュラーになり、気力のない者が転職しやすい環境が整ってきた感じがします。

採用調査の結果では、約3割に何らかの問題が認められる事は確かです。
一方、やる気に満ちて転職を志した人達も一定数存在しています。
言い尽くされた言葉ですが「人材難の時ほど、人財の確保」が必要になります。
そう言った方々の取捨選択は「バックグラウンドチェックを行うのが一番の近道」だと去年に引き続き強く感じる意識調査結果でした。