採用調査は、一般的にバックグラウンドチェックやリファレンスチェックと呼ばれる様に
本人申告の履歴に基づいての調査が殆どである。
申告内容に相違ないかがメインで、後は管理能力等の職能、クライアント企業に合うタイプか等々・・・
依頼企業の業種や目的、好み、拘りにより、調査重視項目はあるが。

何気なく、人事調査をしている中で、良くも悪しくも、驚く様な内容が判明する事がある。

良い面で言えば、スポーツで世界記録を有している人物だという事もあった。
これは、スポーツバカと思われたくなくて申告をしていなかったと後に聞かれた。
勿体ない・・・。
悪い面で言えば、度重なる婦女暴行等の前科を持っている人物だという事もあった。
これは、罪を償って就職活動をしているので、それで採否を決めるのはどうかといった考えはあるだろう。
何れにしても、知って採用するか、知らずに採用するかで、配属場所や位置づけ等にも企業のリスク管理に大きく関わってくる。

調査員をしていると、「世の中には色々な人が居るんだなあ」と平たい言葉ではあるが、その一言に尽きる思いを常に持つ。