2018年度の新入社員意識調査では、「あなたにとって、今の会社は第何志望でしたか?」の質問に対し、
「第一志望」との回答が4年連続で上昇し、初の8割超えで(80.6%)過去最高となったそうです。
つまり、そう努力せずとも「すんなり就職が出来た」学生が多い事になります。
実際に学生が企業に送る履歴書の平均応募件数30通前後となり、昨年よりも5通程少なくなっているそうです

こういった時代の難点は、楽をして入社した分「転職するなら今のうち。楽に転職もできる」との考えに落ち入りやすくなる事です。

当社は、主に中途採用時の採用調査(バックグラウンドチェック)を行っていますので、このような社会の流れと無関係ではありません。
採用調査と言えば、在籍期間や職能部分も重要ですが、職歴が少ない人の場合は辞め方にも注目すべきです。
辞め方が綺麗(円満)と言う事は、他人に配慮が出来る、常識があると言う事です。
特に早期で退職をした場合は実績を残していない事が殆どなので、退職理由は大きな採否判断材料の一つとなり得ます。

今では多くの人が、一生の内で何度かの転職を経験します。
最初の転職で詐称(過大申告を含む)の味を覚えれば、同じ事は繰り返されます。

人材の売り手市場の今こそ、その繰り返しの被害に合わない為にも、バックグラウンドチェック(採用調査)をお勧めします。