採用調査(バックグラウンドチェック)において、履歴書の略歴をSNS等にも掲載している方をたまに見かけます。
写真なども交えたSNSに掲載された実績を見ていると、履歴書に書かれた内容に間違いはなさそう、とつい調査員でも思いがちになりますが油断禁物です。
先日行った採用調査の際にも、調査対象者がプロサッカーチームからトレーナーとして招聘された、との実績をSNSに掲載していました。
履歴書にも同チームでトレーナーとして勤めていたと書かれていました。
しかし、採用調査の結果、たしかに同チームでトレーナーとして勤めていたことは事実でしたが、人材派遣会社から派遣されてスポット的に数回勤務しただけであったことが判明。
同チームのトレーナーとして契約していたわけではありませんでした。
取材先の同チームの担当者も、調査対象者のSNSを見て苦笑いしていました。
即戦力人材の見極めに、採用調査は非常に有効な手段です。