「履歴書の嘘を見分けるにはどうすれば良いのでしょう」と質問をされる事があります。
虚偽が多かった履歴書の例として「転職が多いのに隙間なく職歴がつながっている」等の例もあげる事も出来ますが、
実際は用意周到な転職の活動の結果、ブランクが無いだけ、と言った例もあるので一概に言えません。
多くの履歴書を見てきましたが、嘘と思える経歴が事実であったり、また、その反対もあります。
よって、履歴書だけでは、決定的な見分け方はありません。
それに、もし履歴書を一目見て「嘘」が見分けられたとしても、実はそれだけでは不十分なのです。
何が、どう違うかを突き止めなければ、嘘とわかっても、そこで止まってしまいます。
その人と成りは、地道な調査をして初めてわかります。1つづつ、確認をしていく他はありません。
時には、履歴書に書かれている以外の職歴や、経歴が見つかったりと想定外の事が判明する事もあり、
申告の嘘と本当だけでは語れません。
それが、採用前の調査であり、バックグラウンドチェックなのです。