毎日同じ時間の通勤電車で通っていると、
おのずと駅までの道ですれ違う人や電車をホームで待つ人、乗り込んだ車内にいる人の顔ぶれは大体同じになる。
一日の中でも早く流れる朝の時間帯では、家を出る時間が1分違えば、
いつも後ろを歩いている人が前を歩いていたり、ホームで3番目ぐらいに並んでいたのが2番目になったりする。
最寄り駅では、主要駅のみに止まる快速電車は非常に混んでいる為、
私はいつも普通電車に乗り、次の主要駅が始発の快速電車が空いているので乗り換えて通勤している。
そのように考える人々は結構いるらしく、快速ではなく普通でもホームに並ぶ必要は出てくる訳である。
そのような中で、空いている快速に乗り換え、快速電車の車内での好位置を得る為の戦いは、
すでに普通電車に乗る時から始まっている事はあまり知られていないかもしれない。
それは、普通電車が乗換駅に着いた時に、いかに早く外に出て、いかに早く快速電車に乗り込むかという事である。
私の経験上から得た秘密を一つだけ明かせば、左右に開く両開きの扉の調度真ん中付近に並べば早く出られる可能性は高くなる。
ただ、同じ時間の通勤電車で通う人々の中に、この事に気付いた人が、たまたま同じ扉に集中してしまうと、
不自然に扉の真ん中の列だけが分厚くなり、共倒れになってしまうリスクは考えないといけない。
その解決方法はまた次回に機会があれば。