反社会的勢力との関与調査についてのお問い合わせの中で
「50,000円の反社チェック」と「100,000円の反社会的勢力との関与を含む信用調査」の使い分けについて、説明を求められる事が多くあります。

時代と共に、暴力団と反グレ、やチンピラなどのグレーゾーンの線引きが曖昧になってきた今、
財務局提出の上場前の既存取引先の反社会調査などのいわゆる形式的な調査以外は、可能な限り100,000円コースをご利用いただく様にご提案をしています。
もちろん、予算や日程の都合もある事は理解ができますが、データでは見えないグレーな関わりが聞き込みを行う信用調査で明らかになる事が多いからです。

先般の九州で反社会と付き合っていた為に最終的に破産に追い込まれた建設会社の件も、
当該企業は、仕事面では真面目な法人であった様です。
代表者もごく普通の人物であった様です。
ただ、昔ながらの流れで暴力団と飲み食いの付き合いをしていた、その事が明らかになった為、取引先も迷惑を被り大きな問題となり、最終的に倒産となりました。
こういった案件は、周囲への念入りな聞き込みをしなければ反社会との付き合いは明らかになりません。

中途半端な調査をして結果報告をする事はの意味は殆どないと、当社では考えています。
取引前当初に少々多めの調査費用を支払う事が、長期のリスクヘッジと成り得ます。