昔から有り、最近になって再度取り沙汰されている詐欺に「ロマンス詐欺」があります。
大抵は、外国人のふりをした日本人が、恋人などを求めている日本人を欺し金品を詐取しています。
外国人のふりをした人に欺されやすいのは、長きに亘る日本人の欧米人に対する容姿等のコンプレックスに起因するものが多いと思われます。
企業間取引においても、そういった一面が見られる事があります。
業種にもよりますが、中小の日本企業は外国企業との取引が少なく、聞いた事がある冠社名がついた外資系企業からの取引申し込みにはホイホイ対応してしまうケースが多いのです。
NDAなどの契約書についても、一方的なことが記されていてもよく確認せずにサインをしてしまい、トラブルが起きた時の法的争議に負けてしまいます。
当初より意図的にトラブルを起こす様に仕組まれている詐欺のケースも少なくありません。
過去の例では、実際に存在しない組織と契約書を交わしていることさえありました。
国内外の取引先に関係なく、取引前には相手企業の存在の確認、風評の確認等をきっちりと信用調査すべきです。