人材のバックグラウンドチェックの結果が、グレーだった場合、人手に余裕が有れば採用を見送るが余裕が無ければ「分かった上で採用」といった形も致し方ない場合もあります。
ですが、企業信用調査の結果が、グレーだった場合、取引はすべきではないと考えます。
火のない所に煙は立たぬ、グレーから黒に変わるのは早い、あるいは証拠が無いので報告書上は「疑わしきは被告人の利益に」といった意味合いでグレーと表現せざるを得ない、といった為です。
取引先のグレーの社風や風土が、自社の社員や製品に移るスピードは非常に早いです。
また、グレーの企業と取引をする事により、数ヶ月後、数年後には、世の中から自社もグレーだと判断されてしまう可能性が高いのです。
例えば、過去には、再生可能エネルギーの業界(取引先)は白企業は殆どなくグレー企業と取引をしなくては事業が進まない、と言われた時代もありました。
ですが、その結果が、同業界企業の多数倒産、太陽光パネルの放置による自然災害などを引き起こしています。、
グレー企業との取引をきっぱりと止める勇気が、自社の健全な存続に繋がります。