一昔前までは、相見積もりの際など、どこよりも早く見積りを出す事が誠意であり選ばれる基準の一つでもありました。
ですが、時代が変われば選択基準も変わります。

先般の企業信用調査の中で、ある上場企業から
「夕方遅くに相見積もり依頼をしたところ、翌朝一番には見積りが届いていました。その企業では仕事を取る為には残業も厭わず頑張らなければならない社風がある様でした。ありがたいとは思いましたが、その企業がブラック企業として何らかで挙げられた場合、取引先としての弊社にも傷がつく可能性があります。よって、頑張ってくれた企業には申し訳なかったのですが、外させていただきました」
といった話を聞きました。

目からうろことはこの事でした。
昔ながらの体育会系的発想で、他企業より頑張ったことが裏目にでることもある様です。
すべて、コンプライアンス遵守の下で動くことが大切な時代となってまいりました。