あっという間に2月です。
例年ならば倒産や廃業は、3月に入ってから3月末決算直前に増加するのですが、今年は新年明けから加速度的に増加している気配です。
長引くコロナ禍や円安、原油高、材料価格高騰の影響等による倒産が大半です。
一方、旅行業や観光業の様に、需要が増加しつつある業界でも、従業員の不足等で需要があっても営業できないといった嘆かわしいケースからの倒産や自主廃業も見られます。
採用調査をしている中でも、コロナ流行の影響で人と接する仕事を厭う人々が他業種への転職をし、接客業の人材不足が顕著となっています。
今までの時代で、これほど、需要があるのに営業継続ができずに廃業する企業が多い時代はなかったのではないでしょうか。
既存取引先についても、需要が増加している業種だからと安心することなく、定期的な信用調査が大切です。
