個人、企業共に、大きな貯金を崩さなくても良い少額詐欺が増加しています。
例えば企業にとっての300万円は、大きい金額ではありますが、中小企業でもキャッシュフローに問題なければスッと動かせるお金でしょう。
社内稟議についても、300~500万円までは取締役決裁で済ませているといった会社もある様です。
例えばその金額の投資話について少々の疑問を感じても、弊社の10万円の信用調査料金は高いのか安いのか、悩むところだと思います。
これが1000万円超となると調査をすることも厭わないでしょう。
その辺りを狙っての詐欺が増加しています。
信用できる筋からの紹介であっても、その信用できる人(企業)が、具体的にその投資内容を把握しているのでしょうか。
善意の紹介者によるトラブルが今も昔も多いのです。
会社のお金を動かす時は多寡に関係なく、調査費用は当たり前の経費として考え調査をする、または役員会に諮ることをルーチンとすべきです。