クライアントから
「働き方改革というからフレックスにしようと思うけど、そんな時の朝礼はどうすりゃいいんだろう」
と相談がありました。
同クライアントは、大きな工場を全国数か所に有しており、
50年以上も前から工場ごとに、毎朝の朝礼とラジオ体操を行っておられます。
今までは「残業手当を出せば問題ない」といった判断で、遅くまで残る従業員も一律で朝礼には参加をしていた様です。
これからは、勤務時間の短縮を呼び掛けられており、それは無理となってきます。

「スマホの画面で参加、という手も考えたが、それでも在宅勤務になってしまうらしい」
と、色々なシチュエーションを考えながらも、前向きに悩んでおられるのです。
法務部からは厳しい勤務時間制限の指示があるが、そのネックとなるのが朝礼だというのです。。

「毎日の朝礼を二度に分けて行い、週に1度とか月に1度だけ全員朝礼というのは如何でしょうか」
と提案したところ、
「やっぱりそれしか無いかなあ」
とその方向性で進めて行くとの事でした。

時短と簡単に言っても、企業毎の歴史や習慣、制度があり、なかなか簡単には進まない様です。
たかが朝礼、と言うなかれ、これから、そういった類の相談が増えてくる予感がする
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