売り手市場が続いているにも関わらず、世の中の労働者を保護する動きは拡大するばかりです。
企業から、一昔前より労災認定のハードルが下がったと耳にする事も増えてきました。
労災は、企業にとっても従業員にとっても不幸な事です。
ただ、一方では、詐病により「給与を手にしながら休む」事を繰り返す不埒な従業員も居ます。

新型鬱病の様な外的な様子だけでは判断し難い病気もありますが
過去には、
定期出勤時には引きずっていた筈の足で、子どもとサッカーに戯れていた、
腰痛で休んでいる筈がジムで重量挙げをしていた、
鬱病で休んでいるが、居酒屋で大笑いをしながらアルバイトをしていた、
といった悪質なケースもありました。

従業員を疑う事は心が痛むかもしれませんが、真面目に働いている従業員の為にも
事実を確認する事は必要です。
尾行や張り込みによる行動調査により、詐病で休んでいる実態把握ができる事もあります。
もちろん、詐病が認められる現場の証拠撮影も行います。