企業間トラブルで「しかるべき人から紹介を受けたので信用した」というケースをよく聞きます。
紹介者は確かに誰もが知っている「しかるべき人」である場合も少なくありません。
ですが、面倒見の良いしかるべき人ほど、紹介対象を深く知らないままに紹介することが多い様です。
金銭を支払っての紹介会社の場合は紹介側にも相応の責任があるでしょうが、善意のみで紹介した人には責任は発生しません。
しかし、トラブルが起きてしまった場合には、紹介された企業とのトラブルだけでなく、紹介者との関係も悪くなってしまう可能性も大きいのです。

どんな立派な人からの紹介であっても、多額の取引等を行う際には自己責任で信用調査をすべきだと考えます。