先日、金融機関の人と話をしていて驚いた事がありました。
「最近の経営者には、自社の決算書(財務諸表)を読めない(理解していない)人が多い」と言うのです。
企業信用調査をしている現場調査員にその話をすると「珍しいことではありませんよ」とのこと。
数字については、自社の財務責任者やひどい場合は顧問税理士事務所に任せきりで「黒字か赤字かがわかればそれで良い」という経営者が少なくない様です。
それはかなり危険な状況だと、調査会社として判断します。
時には、取引先と決算について軽く話してみては如何でしょうか。
上場企業以外は数字を開示してくれることは少ないと思われますが、取引先のだいたいの状況が把握でき、同社の代表者の信頼度を計ることができると思われます。