一昨年は売り手市場であり、企業は応募者数の減少の他、内定辞退率が6割近くと言う高さにも頭を抱え、人材確保が困難であった事は記憶に新しいですね。
ところが昨年から事態は一変し、人余りの状況となり、内定の取り消しも多く行われた様です。
景気の変化は、バックグラウンドチェック(人材採用調査)上においても見られます。
昨年4月以降、職能や人物像に問題の無い人も、ブランクを埋めるなどの控え目な在籍期間詐称が見られる様になりました。
少しでも早く、確実に職に就けるようにと考えての事でしょうが、その気持ちは理解できても調査報告書に嘘は書けません。
小さなごまかしでも、数が多いようならマイナス評価に繋がります。
これが2019年時点であれば、少々のブランクも正直に申告していただろうと考えます。
景気の見通しの悪さが、出来心を読んだのでしょうか。
何より、良好な評価を小さな嘘で汚してしまう事は勿体無いと思う、今日この頃です。