あるバックグラウンドチェックで、1年半程の在籍期間内に無断欠勤後の音信不通を3度繰り返した人物が居ました。
3回目の時には、いわゆるバックレ退職をしたそうです。
なお、その人物の不適切な行為は、それだけではありません。
対象者はその会社の商品を社内販売で購入していたのですが、代金の未払いが退職後に判明。
上司は本人が連絡を取れない様にしている事を知っていた為、直接、本人宅に向かいましたが、案の定、居留守を使われました。
上司は玄関前で「これから警察に向かう」と叫び、本人を呼び出しました。
最終的に、未払い代金は親が全額立て替え支払われたそうです。
その後、判明した事として、別の従業員からも金を借りており、それも返金せず逃げていた様です。
ここまで子ども染みた結果は稀ですが、バックレ退職は、よく目にする事案です。
本人は、静かに消え去ったつもりなのでしょうが、職場は大騒ぎです。
私も過去の職場で、バックレ退職者のせいで迷惑を被った事があります。
前職場が採用候補者の選考にバックグラウンドチェックを導入していれば、私にしわ寄せはなかったかもしれません。
それを考えれば、世の中の企業には、採用前調査の導入にもっと積極的になって欲しいと思います。