弊社の企業信用調査において、調査対象企業が詐欺的行為を繰り返している事が判明する場合がよくあります。
訴訟を起こされても法の網の目を上手くかいくぐり、騙された企業が泣き寝入りしているケースもよく聞かれます。
詐欺的行為は、刑事事件にまでなれば表沙汰になりますが、そうでなければなかなか見えてきません。
また、全ての取引で詐欺的行為を行うわけではなく、狙いを定めた相手に対してだけ巧妙に罠にかけるといった場合もあり、一見しただけでは問題企業と分からない場合も多いのです。
そして、本当の詐欺師は弁が立つのはもちろんですが、詐欺師自身が騙しのストーリーの役柄に成りきって、自身が嘘を付いている事を忘れているかのごとく振舞えます。
何ら悪びれる事なく詐欺的行為を繰り返せるのです。
ですので、トラブルが判明しても、逆ギレをしたりと強気に出る事ができ、傍観者からはどちらが虚偽を述べているのか分かり辛い事件も多いのです。
表向きは良さそうに見えたと相手についても、取引前の信用調査は必須です。