怪我による労災申請により、保険給付を受けながら療養休職中の社員についての調査依頼があった。以前の職場でも、同様に労災保険の支給を受けていたとの噂が有ったためだ。

まずは、本来なら採用前に行う前職調査(人事調査)を行った。すると、前職二社共において、労災保険給付を受け休職後に完治しないからと退職した事が判明。しかし、これだけでは、よく怪我をする運の悪い人かもしれない。

そこで、対象者の尾行調査を行った。1日目は対象者の姿が見受けられずに調査終了。調査開始2日めの夕方に対象者が姿を現し、その背中には簡易ゴルフバッグが見える。対象者は自転車に乗り、近くのゴルフ打ちっぱなし練習場へ到着。調査員としては、依頼者には申し訳ないが、少しワクワクしながら追尾した。そして、調査員の期待どおり、腰を痛めている筈の対象者がゴルフの打撃練習を始めた。リハビリ等と言われると困る為、激しく頑張っている姿を小一時間しっかりと撮影。

結果、労災は取り消しとなり、対象者は解雇された。

ただ、これも、採用前の調査さえ行っていれば、こういった問題に成らずに済んだ筈だ。トラブルを抱えずに済み、調査料金も安くで済んだ筈だ。転ばぬ先の杖、やはり雇用前の人事調査は何より重要だと言える。


東京の人事採用調査を調査するなら㈱中央情報センターへ!人や雇用における採用調査なら当社へお任せ下さい!詳しくはコチラをクリック