たまたま、条件面だけを考えて就職したのが中央情報センターつまり調査会社であった私。入社当初は、「採用調査」「人事調査」なんてものの存在すら知らず、自分が以前に勤めていた会社でもしていた（つまり私も調べられていた）事を知り、驚いたものだ。
ただ、実際に採用調査を始めてみてもっと驚いたのが、経歴詐称者の多さだ。「こんなに嘘つきが多いの？！」というのが素朴な気持ちであった。前職でトラブルを起こして退職した事を隠したい等はまだ理解ができる。でも、なぜに3カ月ほどしか在籍していなかった職場を10年も在籍し課長職に就いていた、なんて事がヌケヌケと書けるのか。長く続いた不景気ゆえ、あまりに多くの職を転々としていたと書くのを厭う気持ちも理解できないではないが・・・。虚偽申告さえなければ採用になっていた人が、経歴詐称を理由に不採用となったケースも多い。
無理をしてい入社しても、結局、職場や業務の不一致により早期退職に至るケースも多い。正直に申告し、自分に合った会社への就職をして欲しいなと思う。
お陰で、自分の仕事の重要性を感じ、やりがいを感じさせてもらっているのも事実なのだが・・・
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