採用調査(バックグラウンドチェック)をしていますと、理解ができない履歴書を見掛ける事があります。
多い例ではありませんが、その中の一つに「偽名」があります。(最近ではネームロンダリングとも言うそうです)
マイナンバーを提出すればすぐにバレそうな事なのですが、実際にある詐称です。
偽名のある履歴書については、2021年11月17日の弊社のブログの中で、偽名を使い様々な詐称を行っていた人物についての記載があります。
3度も詐欺容疑で逮捕されていた人物です。
その男が2022年1月10日に、また逮捕されていた事を最近知りました。
内容は、広島在住の本人が採用面接のために北海道から福岡県まで飛行機に搭乗した、と偽の領収書を面接先に渡し、交通費として現金約15万円をだまし取った事で、詐欺容疑で捕まっています。
今回の逮捕で本人は「現金はもらったが、だます気はなかった」と供述していたそうですが、過去3度の逮捕時にも同じ供述をしています (偽の領収書を渡した時点でだます気だったと思うのですが) 。
結局、詐欺師は詐欺師。
楽に現金が手に入るなら、何度でも繰り返すと言う事でしょうか。懲りないようですね、この種の人たちは・・
全ての偽名が採用調査(バックグラウンドチェック)で判明する訳ではありませんが、当社の調査で当社のクライアントに被害がおよばなかったのは大変喜ばしい事です。